令和6年8月17日（土）13:30～16:30、タワーホール船堀2階 瑞雲の間において、2回目の小学生年金すごろく大会が開催されました。
大型台風7号の影響で出席者のキャンセルもありましたが、3組の親子が参加してくれました。
前回の小学生年金すごろく大会は、昨年の8月6日に初めての試みとして開催されましたが、前回の反省点を踏まえ、随所にブラッシュアップされた改良の跡が見られました。
この年金すごろく大会は年金の専門家である「社会保険労務士会江戸川支部」による小学生向け夏休み年金教室です。クイズやすごろくを使って楽しみながら年金について学習し、自由研究にも活用してもらおうという趣旨で企画されたものです。
大会は3つのプログラムが企画され、最初は「クイズで国民年金のしくみを知ろう！」と題し、クイズ形式で国民年金の理解を深める内容となっています。
進行役は吉本康裕会員が務め、語り掛けたり質問したりとフレンドリーな話術で、子供たちもクイズに没頭する姿が伺えました。
次に「年金すごろく大会」です。これはすごろくを楽しみながら将来受給できる年金額の計算が理解できるという内容となっています。
進行役は渡邊卓也会員が務め、こちらもすごろくの目に合わせた気の利いたコメントを添えた軽快な進行となりました。
年金すごろくの非常に工夫されている点としては、年金の支払と受給の関係を直感的に理解できる点にあると感じました。また、最初のクイズで獲得した知識が、年金すごろくの各所で生きてくるように設計されています。子どもだけでなく大人も楽しめる仕上がりになっていました。実際、「家に帰ってもまたやりたい！」という声もいただきました。
最後に「自由研究を完成させよう！」では、本日のまとめとして自由に考え、疑問点について社労士が回答する時間が設けられています。この時間で自由研究を完成することができるので、親御さんにとっても有意義な時間となっています。
今回は台風の影響でキャンセルが出るなど、残念な点もありましたが、内容は充実しており、イベントの企画・運営に携わったえどがわ未来塾メンバーの皆さまのおかげで素晴らしいイベントとなりました。本当にお疲れさまでした。