令和6年10月28日㈪、ＪＲ亀有駅リリオ前にて、城東統括支部の街頭相談会が実施されました。曇り空の下、雨を心配しながらのスタートとなりました。会場となったＪＲ亀有駅前は、一日中人通りが多く、「労働・年金に関する社労士会の無料相談会です」と熱心に呼びかけるスタッフに関心を示し、立ち止まって言葉を交わす方の姿が目立ちました。昨年よりも多数を用意した東京都社会保険労務士会の配布用ティッシュ、クリアファイルもペースよく配布されていきました。今年は特にシャロロンのステッカーが、お子様様連れの方に好評でした。
　相談ブースには、向島労働基準監督署、ハローワーク墨田、葛飾年金事務所の三署所の職員の方が終日常駐し、統括支部の相談担当者と協力し合い、訪れる方の相談に親身に対応しました。相談ブースは午前中から賑わい、午後には相談者が増加し、56人の相談者から計70件の相談が寄せられました。
　訪れる人は年配の方が多く、社会保険の適用拡大や次期年金法改正に向けた報道の影響もあり、公的年金に関する相談が全体の約半数を占め、定年後の働き方に関する相談も目立ちました。若い世代からの労災や雇用保険の受給に関する相談、その他働くうえでのルールに関する相談も寄せられました。相談者へのアンケートにおいて、社会保険労務士を知っていると答えた方が約半数にのぼり、街行く人の反応も大きく、社会保険労務士の認知度の高まりを実感しました。雨に降られることもなく、今年の城東統括支部の街頭相談会は無事に終了しました。

足立・荒川支部　宮本山起