東京都社会保険労務士会江戸川支部

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令和6年度(第1回)江戸川支部研修会

 令和6年9月20日、タワーホール船堀303会議室において研修委員会主催による江戸川支部研修会が開催され、23名の会員が参加しました。
 今回の研修会は、弁護士の瀬戸 賀司先生(弁護士法人B&P法律事務所)をお招きし、「労働契約法改正―最新判例をふまえた“教科書には載っていない”実務のポイント―」と題して、ご講演いただきました。今年4月に改正法が施行された労働契約法について、滋賀県社会福祉協議会事件(最高裁判決令和6年4月26日)を交えながら詳細に解説いただき、以下の内容を含む非常に重要な内容でした。
・法改正内容に対応した労働条件通知書を交付しなければ、意図せず「職種限定」「地域限定」の労働契約となりかねないこと
・上記の点も含め、法改正内容に対応した労働条件通知書の交付により労働トラブルの未然防止になること
・求職者が多様化していることから、あえて職種や地域を限定する労働条件とすることで企業の求人訴求力を高め得ること

顧問先企業等へ周知・助言により、改正法に対応した労働条件通知書交付徹底の重要性を再認識する有益な研修会でした。
今回も、有意義な研修の企画・運営にご尽力いただきました研修委員の皆様、ありがとうございました。

広報委員 髙橋 寿和

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